魚が生きていた時の容姿色彩を今一度魚拓で再現します。
昔からある、魚の皮膚に直接インクを塗ってかぶせた紙をこすりインクを吸い取り魚の外形を紙に記録するのが直接法魚拓ですが、間接法カラー魚拓の場合は 魚に薄めた糊を塗り、布を密着させて、その布の上にタンポにつけた油性カラーインクを薄い色から順に何層にも押し付けて魚のカラフルなイメージを浮かび上がらせます。簡単に言えば、10円硬貨をテーブルに置き紙をかぶせてその上を鉛筆でこすると硬貨の柄イメージが浮かぶのを応用しています。色付けが終わった魚拓に目だけは細筆で描き入れます。